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Corey Taylor:CMFB …Sides ~続きが描けるまでの一区切り~

Corey Taylor:CMFB …Sides洋楽レビュー
洋楽レビュー

Corey Taylor (コリィ・テイラー)  1枚目のEP「CMFB …Sides」。

アルバム「CMFT」から1年5カ月。タイトルからも想像できる通りフォローアップで、ソロ活動に一旦区切りをつけるための内容。

多くの方がご存知の通りSlipknot、Stone Sourでも活動するボーカリストですが、全くではないとしても異なる面を披露して聞き手を楽しませてくれます。

CMFB …Sides 収録曲概要

「CMFB …Sides 」収録曲は以下の通り。

  1. Holier Than Thou (Metallica)
  2. All This And More (Dead Boys)
  3. Kansas (Acoustic)
  4. Shakin’ (Eddie Money)
  5. Home/Zzyzx (Live)
  6. Lunatic Fringe (Red Rider)
  7. Got To Choose (Kiss)
  8. Halfway Down (Acoustic)
  9. On The Dark Side (John Cafferty & The Beaver Brown Band)

Stone Sourから1曲を含むアルバム「CMFT」からのライブ。カバーを収録したEP。Slipknot、Stone Sourでもない、ソロならではの構成となっています。

「CMFT」リリース後にカバーや、ゲスト参加をちょこちょことしていましたが、そのことが今作の構想に膨らんだというのが実情ではないでしょうか。

フォローアップですので、「CMFT」が楽しめた人は同様となる内容。先行配信となった「On The Dark Side」が締めとしても、導入としてもいい感じです。

Holier Than Thou (Metallica)

Metallicaのカバー「Holier Than Thou」。(1曲目)

本ブログで紹介した中だとRina Sawayama が「Enter Sandman」。計52組のアーティストがトリビュート参加した「The Metallica Blacklist」からの1曲。

恐らくソロを除くと、今作を聞く人にとって1番馴染みがあるであろう曲。だからこそEPの導入にもピッタリ! 意図があっての収録だと思われます。

Before you judge me, take a look at you

「君が俺を判断する前に、自分を見てくれ!」。目立つ活動をしているからこそ、固定されたイメージで見られることも多いはずのコリィ・テイラー。

そのメッセージとしても、これでもかとうまくはてハマっています。同じ曲であっても、本家メタリカとは少し異なる聞こえ方。比較して聞くと面白いですよ。

All This And More (Dead Boys)

Dead Boysのカバー「All This And More」。(2曲目)

音の明るさに対して、描かれているのはめちゃくちゃ寂しい世界観。こういうこともあるからこそ、洋楽を音だけで聞かない楽しさがあります。

明るく表現することで、大したことではないんだよと表現したいのかも…。

I wanna be a dead boy
I’ll die for you tonight

「死んだ少年になりたいんだ。今夜君のために死ぬよ」。比喩であって欲しいのですが、他の部分を見れば分かるそのままを意味する表現。

悲しみを増やして打ち消す表現。君を一人だけを悲しませないから…。という意味なのかもですね。聞く人によって受け取り方が変わってきそうです。

Shakin’ (Eddie Money)

Eddie Moneyのカバー「Shakin’」。(4曲目)

女性も男性も感じるドキドキ。同じ震えるでも、恐怖とは異なる嫌ではない感情。ロックにのせてというのは、男ならではのカッコつけでもありそうです。

I got a little nervous
When she took her coat off
She looked so pretty

「少し緊張したんだ。彼女がコートを脱いだ時、とても綺麗に見えたから」。部屋に入れば行う当たり前の行為でも、自分への警戒が外れたと感じたのかも…。

男性ならではの、妄想がいろいろ広がる場面。ちょっとしたことがドキッとしてしまうのは、恋する思いが高まっているからではないでしょうか。

Home/Zzyzx (Live)

アルバムリリース後のオンラインライブから「Home/Zzyzx (Live)」。(5曲目)

「CMFT」収録曲と、Stone Sour 2枚目のアルバム「Come What(ever) May」をガッチャンコした曲。ですが、元々がこの形であったかのよう。

どちらもが奥さんのために歌った曲であるのが、違和感なくつながる要因なのかもです。彼女がどれだけ大切な存在であると同時に、優しさを聞かせてくれます

Lunatic Fringe (Red Rider)

Red Riderのカバー「Lunatic Fringe」。(6曲目)

本作に収録の「CMFT」のAcoustic ver. 恐らくこの曲の影響が大きかったと思われます。原曲とはアレンジを大きく変えているのも、それが理由でしょうか。

Lunatic fringe
We all know you’re out there

「ルナティックフリンジ。俺たちは君がそこにいるのを知っているよ」。ルナティックフリンジとは、”少数過激派”の意味を持つそう。なるほどです。

英語は例えての表現が結構出てきますが、これは難しいな…。本当の危険な人というより、小さな存在であっても俺たちは見逃さないよということななと。

シンプルな曲であっても、言葉の意味と描かれていることは日本人には少し分かりずらい表現。理解ができたら英語力が上がっているということでしょう。

Got To Choose (Kiss)

Kissのカバー「Got To Choose」。(7曲目)

君の相手に選ぶのは俺だろ? と、男性ならではの思いが強い曲。Kissの数ある有名曲からではなく、この曲を選択してくること自体が面白いです。

got to choose, who’s your baby

「選択する必要があるんだ。君のベイビーは誰だい?」。俺でしょ! とは断定はしないけれど、そうだよねという感じが男性ならではを感じさせます。

めっちゃシンプルなロックンロール。そもそもKissでテクニック的にそんな難しい曲はないですが、初心者が練習するのにちょうどいいレベルかもです。

とはいえ、なぞれても同じ表現のレベルで弾くのは難しいですが…。

あとがき

EPの大半を占めるカバー。過去にStone Sourでリリースした2枚のカバーEP「Meanwhile in Burbank…」「Straight Outta Burbank…」とは異なります。

楽曲違いでKissは被りますけれど、同じボーカリストが歌ってもです。これは表現力の広さであり、ソロかバンド主導で変わるのが面白さになっています。

本作のリリース発表前、Slipknotの7枚目のアルバムのレコーディングが終了したことを語ったコリィ・テイラー。シングル、アルバムが間もなくとのこと。

Slipknotが動き出したら当然活動のメインになるからこそ、一旦はソロ活動はストップするのは必然。だからこそ、その間に今作を出したかったのでしょう。

出さなくてもしっかりと爪痕は残していますが、フォローアップとなる今作をリリースしたことは、「CMFT」行ったソロをより色濃くしています。

必要とされる物を、しっかりとしたタイミングで出す。奏でる音もですが、その戦略としても面白いことをするからこそ、多くの人に支持されるのでしょうね。

 

以上、『Corey Taylor:CMFB …Sides ~続きが描けるまでの一区切り~』でした。







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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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