ClariS:SPRING TRACKS -春のうた- ~爽やかな匂いがすぐそこに~

ClariS:SPRING TRACKS -春のうた-邦楽レビュー
邦楽レビュー

ClariS (クラリス) 1枚目のミニ・アルバム「SPRING TRACKS -春のうた」。

タイトルにもあるように、「春のうた」がコンセプトで制作されたミニ・アルバムです。カバー曲がメインになるのが、普段の活動とは少し異なります。

現在は季節ものは第2弾として「SUMMER TRACKS -夏のうた-」がリリースされていますので、季節モノの第1弾となったミニ・アルバムです。

春のうたということで、爽やかな曲がそろっているのが特徴になっていますよ。

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SPRING TRACKS -春のうた 収録曲概要

「SPRING TRACKS -春のうた」の収録曲は以下の通りです。

  1. ひらひら ひらら
  2. さよならメモリーズ
  3. sakura
  4. 明日、春が来たら
  5. 赤いスイートピー

1曲目がオリジナル曲、2〜5曲目がカバー曲となっています。カバー曲はどの曲も有名な名曲となっていますが、曲名も春らしい爽やかな感じですよね。

収録されている5曲のどの曲も聞いても爽やかな曲です。だからこそいつどのタイミングで聞いても、春の爽やかさを感じらるような感じになっています。

どの季節であっても聞いた時に春を感じてしまうのは、ClariSならではです。

ひらひら ひらら

オープニング曲であり、ミニ・アルバムの中で唯一のオリジナル曲「ひらひら ひらら」。(1曲目)

琴の音色は新年のイメージがありますが、音の使い方によって春にもなるんだなと、この曲を聞いていてとても興味深かったです。

サヨナラしたら
会えないのでしょうか

春は別れの季節でも出会いの季節でもありますが、どちらの気持ちが1曲に入っている曲は珍しいですよね。別れはあっても 、また会えたらと思ってします。

花びらは散ってしまうけれど、花びらが集まって橋となり、道ができればきっとまた会えるんだと感じずにはいられません。きれいな春のうたです。

「SUMMER TRACKS -夏のうた-」ではラストにオリジナル曲ではまっていましたが、春のうたでは1曲目が、オリジナル曲があることではまっています。

さよならメモリーズ

supercellのカバー曲「さよならメモリーズ」。(2曲目)

オリジナルはバンド色の強い曲でしたが、原型は変えずにバンド色を抑えることでClariS流の「さよならメモリーズ」になっています。

Aメロ、Bメロは2人ではなく、1人で歌っているのもいいですね。全てのパートを2人で歌ってしまったら、イメージが異なるカバー曲になったはずです。

春だからこそあるサヨナラですが、思いと言葉で伝えられた…。もともとの原曲がとてもいい曲ですね。聞く人の経験とともに、昔を思い出してしまう曲です。

sakura

NIRGILISのカバー曲「sakura」。(3曲目)

春は別れの季節だから、自分の気持に気付くことがある。私はあなたのことが好きだったんだ…。っていうのはよくあります。気付くのが遅いという…。

思いがあるのならば別々の道へ進む前に言ってくれよ! と思ってしまう場合もありますが、別れが近づいたからこそ気付いてしまったんだと。切ないですね。

本当は切ないのだけれど、気持ちが届いたらいいんだという明るい曲であるのが、切ないだけの恋になっていません。思い出にありがとうという感じです。

夏にある一時の恋でなく、時間があった上での今になって気付いた恋というのがはかなくもなり、きっと思い出の恋になるのでしょう。

すごく爽やかなカバーになっていて、何回でも聞いてしまう曲です。

明日、春が来たら

松たか子のカバー曲「明日、春が来たら」。(4曲目)

この曲は曲名に春が含まれているのを抜きにしても、春のうたという気がします。名曲ですが、松たか子のデビュー曲というのも、調べてみて驚きでした。

松たか子というとアナと雪の女王の「Let It Go」のイメージが強い方も多いと思いますけれど、自分はこの「明日、春が来たら」のイメージが強いです。

もともとが爽やかで優しい曲でしたが、ClariSが歌うことで、より優しく爽やかな曲になっています。春がくるのを待ち遠しく感じてしまう曲です。

来年の春はどんなことができたり、新しいことが待ち構えているのでしょうか?

赤いスイートピー

松田聖子のカバー曲「赤いスイートピー」。(5曲目)

今後もアイドルの名曲として、語り継がれるのが間違いない名曲です。原曲を越えようではなく、敬意をもって歌ったのがわかるカバーになっています。

敬意が感じられるのは、一言一言の言葉をしっかりと伝えようというのが伝わってくるからじゃないでしょうか。気持ちの優しい「赤いスイートピー」です。

サビでクララとカレンの歌声が重なるのは、オリジナルにはない要素になっています。名曲ぞろいのミニ・アルバムですが、締めとして最適な曲です。

あとがき

春のうたをコンセプトにした、このミニ・アルバム。

収録されている5曲がどれも爽やかで、聞いていて軽やかな気持ちになれるミニ・アルバムです。5曲という少ない曲数なのも、またいい感じですよ。

ClariSの季節モノのミニ・アルバムは春、夏とリリースされていますので、秋、冬もリリースがされるのは間違いないと思います。逆に出ないと嫌ですね。

秋、冬の曲は曲調的にClariSが得意でしょうから、楽しみです。春から夏へは3年のリリース間隔がありましたが、もう少し早いリリースを期待しています。

 

以上、『ClariS:SPRING TRACKS -春のうた- ~爽やかな匂いがすぐそこに~』でした。


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