ClariS:ClariS 10th Anniversary BEST – Pink Moon – ~今現在の空~

ClariS:ClariS 10th Anniversary BEST - Pink Moon -邦楽レビュー
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ClariS (クラリス) 2枚目のベスト・アルバム「ClariS 10th Anniversary BEST – Pink Moon」。

ClariS 10th Anniversary BEST – Green Star –」と同時発売で、クララのイメージカラー「パステルピンク」とモチーフの「月」がテーマのベスト盤

今までのClariS の活動が大筋がつかめますので、「- Green Star -」を合わせた2枚セットで聞くことを強くオススメします。

ClariS 10th Anniversary BEST – Pink Moon 収録曲概要

「ClariS 10th Anniversary BEST – Pink Moon -」収録曲は以下の通り。

  1. irony -season 02-
  2. STEP -season 02-
  3. Gravity
  4. アネモネ
  5. Wake Up -season 02-
  6. ナイショの話 -2017-
  7. border
  8. nexus -season 02-
  9. SHIORI
  10. CLICK -season 02-
  11. reunion -season 02-
  12. ひらひら ひらら -Clara solo ver.-
  13. recall -Karen solo ver.-
  14. 仮面ジュブナイル

11曲目までがシングルタイトル曲。12、13曲目はファン投票によって選ばれた、クララ・カレンに歌って欲しいソロ楽曲。

14曲目はライブでのみ披露されていた曲を、待望の音源化。「season 02」と副題が付いているものはアリス時代の曲をカレンが歌い直しているものです。

また、ベスト盤によくあるシングルを単に時系列順に並べたものとは異なり、1枚のアルバムとして既存ファンはもちろん、ここから触れる人も楽しめる内容。

10周年の記念ではありますが、ただそれだけに終わらないのがいい感じです。

ひらひら ひらら -Clara solo ver.-

SPRING TRACKS -春のうた-」、4枚目のアルバム「Fairy Castle」から「ひらひら ひらら -Clara solo ver.-」。(12曲目)

ファン投票によって選ばれた、クララのソロ歌唱バージョン。1人になり歌の輪郭がはっきりすることで、思いの聞こえ方が異なって聞こえます。

上のMVはオリジナルで2人での歌唱ですが、オケは同じでも全然違いますよ。

瞼の裏 暗闇に浮かぶ桜
水面に落ちたら 君はもう1度咲くのかな

本来であれば落ちたら、後は朽ちていくだけの桜の花びら。頭では理解していても、もう1度を君を感じたい思いが、寂しさを誘います。

切ないけれど、希望を持っているからこそ、寂しさだけに終わらないのもポイント! どちらがいいではなく、変化した曲。聞いてびっくりする人も多そうです。

recall -Karen solo ver.-

4枚目のアルバム「Fairy Castle」から「recall -Karen solo ver.-」。(13曲目)

ファン投票によって選ばれた、カレンのソロ歌唱バージョン。「ひらひら ひらら」と同様に、歌の輪郭がはっきりした形に。これは面白いですね。

当たり前の様に思っていた姿が変わる。音楽は奥が深いです。

戻せない時間に 気持ちだけ焦るの

すぐ側にいるのに、過去とは異なる関係。時間は戻せないからこそ、あなたを「recall = 思い出す」。恋愛に別れあるとしても、なぜか寂しい…。

思いが切れていれば吹っ切れますが、残っていればなおさらです。

仮面ジュブナイル

ライブで披露されていた曲の待望の音源化「仮面ジュブナイル」。(14曲目)

「ジュブナイル = juvenile = 少年、少女、若い、子どもらしい」。この曲でいうところでいえば、仮面少女でしょうか。音に子どもっぽさもありますよね。

また、展開が多くの聞いて楽しい曲は、ライブにぴったり! 音源となることで見えることも増えますし、今このタイミングであるのがすごくいい感じです。

ライブに行く人にとっては待望、聞くだけの方は新曲のように聞けますよ。

くるくる廻るこの星で 出会えた事は奇跡だよね

くるくる廻るがなければウソっぽいですが、あることで面白さにつながる部分。言葉の伝え方って見せ方で大分変わるなと感じさせてくれます。

実際、出会いは何気ないことであっても、奇跡であるのも事実。

この仮面があれば
二人は何にでもなれるわ
みんなでどこにでもいこうね

クララとカレンの2人がClariSとなることで、どんな形にもなれる。聞いてくれる人にも、この先も物語が続くことの提示。期待を高めてくれます。

遂ににというかこのアルバムを機に2人が素顔を公開したことがニュースになっていましたが、仮面ジュブナイルの歌詞も関係している部分がありそうです。

あとがき

今作「- Pink Moon -」と「- Green Star -」の2枚で、GARNiDELiAとコラボををした「clever」を除く、今までのシングルタイトル曲を全て網羅もうら

音源化されていなかった「仮面ジュブナイル」。全てとは言わないまでも、過去曲を現在のClariSで表現。記念であっても、それだけに収まらないベスト盤。

聞けばClariS に興味を持ち、ベスト本来の導入にもつながる役割も十分に提示した1枚。既存ファンもですが、新規の方にぜひ聞いてほしいですね。

 

以上、『ClariS:ClariS 10th Anniversary BEST – Pink Moon – ~今現在の空~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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