Bruno Mars:Doo-Wops & Hooligans ~リズミカルに一緒に歌おうぜ~

Bruno Mars:Doo-Wops & Hooligans洋楽レビュー
洋楽レビュー

Bruno Mars (ブルーノ・マーズ) 1枚目のアルバム「Doo-Wops & Hooligans」。

2010年にリリースされた記念すべきデビュー・アルバムですが、ビックリするほどクオリティの高い曲が詰まったアルバムになっています。

切ない曲からラブソング。聞いていて楽しくなってしまうパーティーソングなど、よくぞ1枚目でこの内容をという感じです。聞いて思いっきり楽しめます。

全体を通して楽しめますが、特に前半の勢いには心が奪われてしまいますよ。

Doo-Wops & Hooligans 収録曲概要

「Doo-Wops & Hooligans」の収録曲は以下の通りです。

  1. Grenade
  2. Just the Way You Are
  3. Our First Time
  4. Runaway Baby
  5. The Lazy Song
  6. Marry You
  7. Talking To the Moon
  8. Liquor Store Blues (feat. Damian Marley)
  9. Count On Me
  10. The Other Side (feat. CeeLo Green & B.o.B)
  11. Somewhere In Brooklyn
  12. Talking To the Moon (Acoustic Piano Version)

12曲目はバージョン違いですので、実質は11曲のアルバムです。時間にして39分のコンパクトさの中に、いろいろな物語が詰まっています。

ジャンルを狭めるのではなく、いろいろなジャンルを1枚のアルバムに凝縮してというのは、現在リリース中の3枚のアルバムと共通です。

コンパクトであるのに内容が濃いですので、時間以上の充実感があります。それでいて何回も聞きたくなるのは、さすがというしかありませんね。

Grenade

オープニング曲「Grenade」。(1曲目)

ポップスではまず見ることのない「Grenade = 手榴弾」という曲名に目が引かれます。攻撃するためのものではなく、自分への痛みを感じるためのものです。

切ない思いでいっぱいになる曲は、聞いていてとても印象に残ります。何をすれば、どこに向かえばいいんだというやり切れない思いが、切ないです。

曲名からのイメージとは印象が大きく変わる曲になっています。

Just the Way You Are

彼女への優しさがあふれている「Just the Way You Are」。(2曲目)

好きだ、愛してるという言葉を使わなくても優しさが伝わってくる、ラブソングです。歌詞も歌い方も優しい曲は、聞いていて気持ちが安らぎます。

「Just the Way You Are = 素顔のままで」。ありのままの笑顔がすてきな彼女のことが好きなのが、直接的な言葉を使わなくても伝わってくる曲です。

MVを見ても優しさであふれているのが分かります。カセットテープのテープをうまく使っていて、とても印象に残るMVになっているのもいい感じです。

レコードと同じくカセットテープの市場が増えてきていますが、この曲の歌詞にも通じる特別なものがアナログのカセットテープに感じますね。

Runaway Baby

聞いていて楽しくなるパーティーソングの「Runaway Baby」。(4曲目)

自分は羊の服を着たオオカミだから逃げてというのは、追いかける方も逃げる方もゲームとして楽しめるのが分かります。無理やりではない、楽しさです。

言葉の使い方も面白い曲ですが、演奏が面白い曲でもあります。アルバムの中でもギターは弾き方、音色の使い方が面白いので、コピーをオススメしますよ。

ブルーノ・マーズには、こういうパーティーソングが特に似合います。

The Lazy Song

たんたんとしたリズムが面白い「The Lazy Song」。(5曲目)

「The Lazy Song = 怠け者の歌」の曲名通り、何もする気が起きないという内容ですが、たまにはそんな時があってもいいよねと感じさせてくれる曲です。

ずっと何もしないではダメですけれど、気を抜く瞬間も必要なんだよと言っているような曲は、気を張り過ぎている人に聞いて欲しいと思います。

たまには怠けてしまって遊びを作るのは、明日を楽しくする術ですね。頑張れ! という言葉にはない優しさと、ぽんっと背中を押してくれる曲です。

Marry You

あなたと結婚したいんだと歌った「Marry You」。(6曲目)

日本の曲の歌詞だと結婚しようなんてあまり見ないですから、すごく新鮮に見える歌詞です。古い歌謡曲ではあっても、最近の曲では見ないですよね。

ストレートで強い思いが伝わってくる、温かいラブソングです。

If we wake up and you want to break up, That’s cool
No, I won’t blame you. it was fun, girl

この曲で面白いのは上の歌詞ですね。「朝目覚めて別れたいと言われても、それもステキだ。君を責めないし、君は楽しかったよ。」な感じになっているんです。

言われない自信があるからこその歌詞だと思いますが、単に結婚しようで終わらないのが、曲をより興味深く面白いものにしています。センスの塊ですね。

Talking To the Moon

ピアノのエロディーが美しい「Talking To the Moon」。(7曲目)

君とよりを戻したいんだという、男の弱さを歌った曲でもあります。当たり前の様にとなりにいた君を失ったからこそ大切さに気付いた、失恋の曲です。

君の代わりに月に語りかけるんだなんて、男の弱さであり、切ない思いが伝わってくる曲です。月に語りかけても、君が戻ってこないは分かっていますよね。

一緒にいた時にうまくできたら、優しくできていたらと伝わってくる曲は、男性にこそ聞いて欲しい曲です。となりにいるのは当たり前じゃありません。

自分の行為を反省して弱さを見せられる曲は、聞いていてくるものがあります。

あとがき

1枚目のアルバムでこの内容は、びっくりします。アルバム・ジャケットも印象的で、今のはるか遠くまで道が続いている状態を予言していたかのようです。

車や飛行機ではなく、宇宙ロケットというのがまたいいですよね。

意味を持たないリズミカルな歌い方の「Doo-Wop(ドゥーワップ)」。ごろつき、不良少年の「Hooligan」を合わせたアルバム・タイトルもいいです。

曲の幅広さだけでなく、どの曲も最高の状態で楽しんでいると伝わってくる曲は、聞いていても楽しいですよ。ふとした時に聞きたくなるアルバムです。

ブルーノ・マーズの始まりのアルバム。今から聞くのもオススメします。

 

以上、『Bruno Mars:Doo-Wops & Hooligans ~リズミカルに一緒に歌おうぜ~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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