Bon Jovi:Bon Jovi ~この1枚で夜が開けることを知ったんだ~

Bon Jovi:Bon Jovi洋楽レビュー
洋楽レビュー

Bon Jovi (ボン・ジョヴィ) セルフタイトル・アルバム「Bon Jovi」。

1984年にリリースされた、デビュー・アルバム。1曲目「Runaway」も含めて邦題では「夜明けのランナウェイ」と名前が付いていました。

自分も含めてオンタイムで聞いていない人も、これに限ると、邦題の「夜明けのランナウェイ」の方がすんなりと通じるアルバム。

36年以上の年月がたっているので時代を感じる部分もありますが、間もなくリリースされる「2020」の前に、今一度聞いておきたい1枚です。

Bon Jovi 収録曲概要

「Bon Jovi」収録曲は以下の通り。

  1. Runaway
  2. Roulette
  3. She Don’t Know Me
  4. Shot Through the Heart
  5. Love Lies
  6. Breakout
  7. Burning For Love
  8. Come Back
  9. Get Ready

9曲で38分。Bon Joviのアルバムの中で、一番コンパクトなアルバム。ジャケットのジョン・ボン・ジョヴィの髪形に時代を感じます。

CDや配信では小さいですが、LPの大きいサイズだと思いの他にカッコよく見えるジャケットで、以前の家で壁に飾っていた1枚であることを思い出しました。

Runaway

オープニング曲「Runaway」。(1曲目)

連弾の度をずらしていくイントロは、何回聞いても耳を奪うインパクトのある曲。日本でも歌詞を訳し、麻倉未稀にカバーされていました。

ドラマ「乳姉妹(ちきょうだい)」の主題歌にもなっていたので、もしかしたらカバーの方が印象が強い人が多いかもしれませんね。

キーボードがメンバーにいるからこその曲ですが、シングルらしい楽曲。鍵盤を弾いていると、つい弾いてしまうフレーズだったりします。

1人の女の子の成長の過程を歌った曲を「夜明けのランナウェイ」。邦題は基本はダサいと思っていますが、ぴったり過ぎるうまいネーミングだと感じました。

PVを見て思うのはメンバーのビジュアルの変化ですが、デヴィッド・ブライアンあんまり変わってないことに、ビックリしちゃいます。老けない人です。

She Don’t Know Me

片思いを歌った「She Don’t Know Me」。(3曲目)

初期のBon Joviだからこそのテーマだからこそ、今に聞くととても新鮮に聞ける曲。ほぼJourneyのフレーズも出てくるのも、面白いですよ。

That I love her
She does’t even know my name

「彼女を愛しているんだ。彼女は俺の名前すら知らないけど…」。寂しい思いですが、そんなこともあるよねと感じてしまう感情。

昔ながらのコーラスが醸し出す雰囲気は懐かしく、好きな人も多いかもしれませんね。音源としては古さを感じますが、いい曲です。

Love Lies

ロックバラード「Love Lies」。(5曲目)

メロディアスなロックはもちろん、ロックバラードも定評のあるBon Jovi。この曲から始まったと考えると、感慨深くなります。

Just a number of love lies

「いくつかの愛がある」。「love lies」だけだと、愛のウソ。全体で受け取るか部分的に受け取ることでいろいろな解釈ができるのは、興味深い!

Bon Joviのロックバラードとしての始まりだけでなく、深く踏み込んでみるほど、興味深くなる曲かもしれません。

Burning For Love

愛のための燃えるんだいうのが興味深い「Burning For Love」。(7曲目)

メロディック・ハードロック・バンドらしい曲。今に聞くと古さも感じますが、アレンジをし直したら新しい形に生まれ変わりそうな曲でもあります。

You need love and I need satisfaction

「あなたには愛が必要で、俺には満足が必要だ」。お互いのために愛が燃える必要があるなんてどストレートな思いは、興味深い。

今風に少しアレンジを変えて、カバーとして演奏するロックバンドがいてもいいのになと感じてしまいました。有名な曲よりも面白いかもです。

Come Back

あなたの愛が必要だから戻ってきてと歌った「Come Back」。(8曲目)

ディレイでやまびこの様になっているのが、戻ってきてほしいんだとより感じてしまいます。シンプルな使い方ですけれど、うまい使い方ですよね。

Cause I know that you’re not coming home

「あなたが戻ってこないことは知っている」。もう知っているのに、戻ってきてほしいんだという思いが、寂しく感じます。

ロックは寂しい感じも似合いますから、あらためて聞くと好きな曲です。

あとがき

多くの人がこのデビュー・アルバムから聞くのは「Runaway」だけかもしれませんが、通して聞いてみると興味深い1枚。いい曲がありますよ。

ビジュアルに歌い方、メンバーも異なれば、演奏も現在とは異なります。それでも光るものを聞いていて感じるのは、伸びるバンドの違いなのかもですね。

古さは感じますが「Runaway」以外にもカッコいい曲はありますし、コンパクトなアルバムですので、今聞いても十分に楽しめる内容ですよ。

 

以上、『Bon Jovi:Bon Jovi ~この1枚で夜が開けることを知ったんだ~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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