美的計画:KISSのたびギュッとグッと ~引き寄せたら少しは楽になれるよ~

美的計画:KISSのたびギュッとグッと邦楽レビュー
邦楽レビュー

美的計画 (びてきけいかく) 配信シングル「KISSのたびギュッとグッと」。

ゲスの極み乙女。」川谷絵音の作る曲を、それぞれで異なるボーカリストに歌ってもらうプロジェクトの第1弾。

美的計画という名前、曲名も印象的ですが、聞けばさらに強くなります。

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KISSのたびギュッとグッと 概要

「KISSのたびギュッとグッと」のボーカルを務めるのは、川谷絵音が突如Twitterで開催した弾き語り企画で選ばれた「にしな」。

少し鼻にかかった声が聞いて引っかかり、頭の中に入ってくる。作曲の能力だけでなく、選択するアンテナの感度も恐ろしく高いことを感じさせてくれます。

KISSのたびギュッとグッと

曲名以上に聞いて印象が残る「KISSのたびギュッとグッと」。

触れる場所の中で、多くの人が一番気持ちが伝わる場所であろう唇。KISSは特別な相手とするからこそ、ギュッとグッとに感情が揺さぶられます。

決して刺激的な音ではないのに、頭の芯の中までくる言葉。きっと思いが聞く人それぞれの情景が浮かんでくるのではないでしょうか。

気持ちも曲げるユリゲラー
どうか君の気持ちまで
戻してやってくれないか

人物名を出すことで、想像が容易になる部分。恋の感情はまるで超常現象のようだからこそ、懐かしいスプーン曲げをした名前も自然と当てはまります。

おまけに曲げることはできても、戻すことはしなかったユリゲラー。やったことがないことだからこそ、願いが強く込められているように聞こえました。

イントロがなくアウトロが長い曲。リピートをして聞くと自然とつながるのは、繰り返して聞いてもらうことを前提とした曲作りが隠れているのかも…。

リピートして聞いていると、ループ感が気持ちよくなってきますよ。

注目は画面比率1対1のアニメーションによるMV。リリックビデオに近い形で、スマホで見た時には、まるでジャケットが動いているかのように見える手法。

Twitterで開催した弾き語り企画もですが、時代に合わせた見せ方は曲の持つ力を大きくさせていることは間違いありません。

あとがき

コンポーザーの川谷絵音。多くのプロジェクトを同時進行で進める人ですが、それぞれの奏でる音、クオリティにはびっくりさせられます。

自分が絶対前に出る我の強さがないのもポイント。この曲であれば「にしな」の歌声が前面に出てくる、適材適所をうまく選択している。

美的計画は現在2人のボーカリストとのプロジェクトになっていますが、今後は曲によって変わってくるはず。どんな曲を聞かせてくれるのか楽しみ!

最終的に1枚のアルバムを作ることを目標とのこと。現状の2曲でも強力なのですから、集まった時は想像以上に力強いものになりそうです。

 

以上、『美的計画:KISSのたびギュッとグッと ~引き寄せたら少しは楽になれるよ~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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