BAND-MAID:Brand New MAID ~新時代へと変わる宣言~

BAND-MAID:Brand New MAID邦楽レビュー

BAND-MAIDのサードミニアルバムである 「Brand New MAID」。

セカンドミニアルバムである「New Beginning」で得た勢いをそのままに、約半年の間隔でリリースされたデビューミニアルムです。

「New Beginning」では進化の過程の途中という危うい部分がありましたが、今回のミニアルバムではこれが私たちだ! というような力強さが感じられます。

どこを見てもアルバムのタイトル通り、今までのイメージとは一線をこえる新しいメイドが感じられる内容に、聞いていて気持ちが高ぶるミニアルバムです。

ミニ・アルバム収録曲概要

「Brand New MAID」の収録曲は以下の通りです。

  1. the non-fiction days
  2. LOOK AT ME
  3. ORDER
  4. Brand-New Road
  5. YURAGU
  6. FREEDOM
  7. Before Yesterday
  8. alone

前作と同様に外部ライターの曲がほとんどですが、小鳩ミクの作詞が2曲、彩姫との作詞の共作が1曲、BAND-MAIDとしての曲が1曲と違いが見られます。

8曲目の「alone」はアレンジ含めてBAND-MAID作の曲となっていますが、バンドで十分にやっていけるんだという、証明のように聞こえる曲です。

収録された曲についても新しい一面ということで、アルバムのタイトルがしっくりとくる感じになっています。いいアルバムタイトルですね。

the non-fiction days

アルバムのオープニングを飾る「the non-fiction days」。(1曲目)

フランジャーで左右に振られているエフェクトの多いギターのイントロが曲の期待を高めている、カッコいいロックナンバーです。

この曲を聞くだけで高まっているBAND-MAIDへの期待が、「またやってくれたね。やるじゃん! 」という気持ちにさせてくれる曲になっています。

MVの撮影場所が埋立地のように見えるのですが、この点もフィクションでなく現実の日なんだよ! というのを強調されている感じがしました。

そこら辺の男性バンドもタジタジになる、間奏を含めカッコいい曲です。

FREEDOM

人の顔を伺うのではなく、自分の道を進めと歌った「FREEDOM」。(6曲目)

メイド服を着たロックバンドなんてBAND-MAIDが出てくるまでいなかったですから、BAND-MAIDの進むべき道を歌っているようにも聞こえます。

振り返ったってしょうがいない。もがいてもあがき壊して未来へと道をつなげていくんだというのは、進むべき道が恐ろしくカッコいいです。

そもそものカッコいい曲を前へと突き進んでいるBAND-MAIDが歌うからこそ、よりカッコいいロックな曲になっています。がっつりなロック曲です。

Before Yesterday

ミディアムテンポになるサビが印象的な「Before Yesterday」。(7曲目)

過去を振り返りつつも前に進んでいくという、明日への希望が見える曲。過去を否定するのではなく、糧にしていくというのはいいですね。

休符がしっかりとできないと成り立たない曲なので、リズムが怪しいバンドの合わせる練習曲として演奏してみるのをオススメする曲です。

Aメロ、Bメロ、サビへと盛り上げていくのも参考になる部分が多いのではないでしょうか? メッセージ力も高い、何度も聞きたくなる曲になっています。

alone

BAND-MAID初のバンドの作詞作曲の「alone」。(8曲目)

意図があるのかどうか分かりませんが、バンドの初の曲を「alone = 一人で」というタイトルを付けた曲にしたのは、興味深く面白いです。

バンドでもしっかりと曲が書けるじゃない! というよりも、アルバムの核となる曲を書けるというのには、バンドの未来が見えた曲でもあります。

バンド内だけで曲は絶対に完結とこだわる必要はないと思いますが、バンド内で出せるというのは曲の力強さが変わってきますよね。

アルバムの核となる曲で、かつラストに持ってきたというのは、「alone」という曲名が「Brand New MAID」というアルバムの内容にもぴったりです。

小鳩ミクと彩姫のハモリが聞いていて気持ちよく、BAND-MAIDを素直にカッコいいなと手放しでいえる曲になっていますよ。

あとがき

「Brand New MAID」は聞いていて、気持ちが高ぶるミニアルバムです。

デビュー・アルバムだからと気負うことなく、新しい一面を期待以上に発揮してきたカッコいいアルバムになっています。

シングル無しのミニアルバムで3曲のMVを制作するというのも、BAND-MAIDへのメーカー(日本クラウン)の期待値の高さといってもいいですよね。

実際にここからさらにBAND-MAIDの快進撃が始まっていくのですから、先見の明があったということでしょうか?

演奏のレベルも上がっているので、男女を問わずバンドマンも楽しめるアルバムになっていますので、このかっこいいミニアルバムを聞いてみてください。

MVになっていない曲も聞き所満載で、何回も続けて聞きたくなること間違いなしですよ。どこを切り取っても、聞き所がたっぷりとあるミニアルバムです。

 

以上、『BAND-MAID:Brand New MAID ~新時代へと変わる宣言~』でした。

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