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Ashnikko:Panic Attacks in Paradise / Maggots ~どちらもが私~

Ashnikko:Panic Attacks in Paradise / Maggots洋楽レビュー
洋楽レビュー

Ashnikko (アシュニコ) 配信シングル「Panic Attacks in Paradise / Maggots」。

アルバム「DEMIDEVIL」から8カ月。途中「Slumber Party」のリミックス、Lady Gaga「Dawn Of Chromatica」に参加しつつの、新たなる提示。

こんな表現もするのねと、彼女らしさがうまく重なりあったシングルです。

Panic Attacks in Paradise / Maggots 収録曲概要

「Panic Attacks in Paradise / Maggots」収録曲は以下の通り。

  1. Panic Attacks in Paradise
  2. Maggots

タイトルそのままですが、どちらも他のポップアーティストであれば付けないであろう形。それが”らしさ”になっているのだから面白いです。

また、リッミクスではなくシングルで複数曲になるのは、今回が初めて。インタビューで語った共通点として、どちらも落ち込んでいる時に書いたそう。

きっと彼女のことですから、それ以上の対になる必然性があることでしょう。MVのシーンで一瞬つながりがありますが、深堀りしてみると面白いかも…。

Panic Attacks in Paradise

Apple Music Movie IconPanic Attacks in Paradise
フルMVをApple Musicで観る

殻にこもるのも私「Panic Attacks in Paradise」。(1曲目)

アシュニコの曲の中でダントツにシンプルで、静かな曲。アコギ一本で成立するメロディーの分かりやすい曲は、すごく新鮮に聞こえます。

自分に言い聞かせる歌だからこそ、この形になったのだと想像させます。

Panic attacks in paradise
Piña coladas, I’m terrified

「楽園でのパニック発作。ピニャ・コラーダ、私は怖いの」。楽園とは普通は結びつくことのないパニック発作。気になるピニャ・コラーダはカクテルの1つ。

酔っ払っているのかもですが、自分が他の人とは異なる行動、想像をしてしまうのが怖いということなのかも…。パニックを起こしたことないので、難しい。

ですが、1曲全体を聞いて歌詞を見ていくと、想像がつく形になっています。

Telling myself that this is fine
I’m having the best time of my life

「これでいいと自分に言い聞かせるわ。人生で最高の時を過ごしているのだから」。パニックを起こしてしまうのは、最低ではなく最高の時。

この表現は面白いです。自分と別の人から見て印象は真逆であるということは、実際にあることなのかも。正常や喜びも、人によって異なりますから…。

偏った1つの目線でしか見られない人に、歌詞も含めて聞いて欲しいですね。

音楽面でいうと、ボーカルのダブリングのうまさ。聞き所の1つです。

Maggots

Apple Music Movie IconMaggots
Lyric VideoをApple Musicで観る

あなたは私にとっての「Maggots」。(2曲目)

「Maggot = ウジ虫」。彼女の歌詞には普通に英語を勉強していても出てこない言葉が出てくるのも、興味を引かれてしまいます。

インタビューでの彼女いわく、純粋な怒りだそう。特定の誰か対象がいると思うと、より込められた思いがいっぱいになっていく曲です。

I don’t let a fucker on the internet (Tell me nothing)

「ネット上のクソ◯郎を許さない(何も言わないで)」。普通とは異なる存在だからこそ、好き勝手言われる存在。怒りの根源でもありそうです。

アシュニコは特に評価も両極端でしょうから…。

I won’t feed you, Tamagotchi (Ah, ah)

「私に餌をちょうだい。たまごっち」。優しい言葉で群がってくる人への皮肉。おいしい部分だけを吸い取ろうとする奴らに向けての言葉なのでしょう。

注目されるからこそ生まれるお金。変な奴も寄ってきますよね。

I’m a nice Lady with a nice smile and I’m so cute and I’m so cute

「私は笑顔の素敵なレディーだし、超カワイイの」。めちゃくちゃ相手をバカにしたトーンで。全ての人に向けてではなく、苛立つ奴らにへの言葉ですね。

無視をしてしまえばとも思いますが、そっちがそうくるなら受けて立ってやるぞ! と。彼女の強さでもあり、だからこそ面白いなと感じてしまう部分です。

あとがき

リリース自体はそろそろあるかなと予想していました。ですが、それは3年連続発売したハロウィン・ソングの新曲として。だからこそ今作の内容にビックリ!

恐らく4年目もありますから、そう遠くない連続リリースを期待してもよさそうです。とはいえ逆に考えると、今年はないからこその今のリリースなのかも…。

そういう部分も含め、楽しめてしまうアシュニコは面白い存在です。

 

以上、『Ashnikko:Panic Attacks in Paradise / Maggots ~どちらもが私~』でした。



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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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