【Amazonアプリストア】

Arch Enemy:Deceiver, Deceiver ~それは誰もがなり得る存在~

Arch Enemy:Deceiver, Deceiver洋楽レビュー
洋楽レビュー

Arch Enemy (アーチ・エネミー) 配信シングル「Deceiver, Deceiver」。

10枚目のアルバム「Will to Power」から4年1カ月。コンピレーション・アルバム「Covered in Blood」を間に挟みつつ、突如という言葉が相応しい新曲。

畳み掛けるサウンドは、正にArch Enemyという感じです。

Deceiver, Deceiver 概要

ここ最近まで、サブスクでは配信ベスト盤「ARCH ENEMY BEST 2019」のみだったArch Enemy。ですが、21年10月に入ってからアルバムの配信を解禁。

後から考えると、これが新曲への予兆だったのかも知れません。いずれ解禁はするのはセオリーとはいえ、そのタイミングを図っていたのかも…。

「Deceiver, Deceive」を聞けば過去作も気になってしまいますから、この上なく実に上手いタイミングだと言えるのではないでしょうか。

また、本来であれば現在はBehemoth、Carcass、Unto Othersと共に、ツアーでとして「EUROPEAN SIEGE TOUR 2021」を回っていたはずのバンド。

22年に延期されたのは世界的な情況的に仕方がないこととはいえ、この新曲はがっがりしているファンへのプレゼント的な意味が含まれているのかも…。

Deceiver, Deceiver

あなたは「Deceiver, Deceiver」。

「Deceiver = 詐欺師」。言葉巧みに人を欺く悪いやつ。ワンワードでも通じるところを2回繰り返して強調することに、何か意味を感じてしまいます。

Secrets whispered through a veil of lies
When did I become this person you despise?

「嘘のベールの中で囁かれる秘密。いつから私はあなたが軽蔑する人になったの?」。自分が軽蔑する詐欺師に、いつの間にか自分もその存在になっていた。

「Deceiver, Deceive」と2回繰り返されるのは、50/50で誰にでもなり得る存在ということなのかも…。いつの間にが自分が嫌う存在になっている。

意外と今の世の中では、ありえることなのかもしれません。

Deceiver, deceiver
I see… you!

「詐欺師、詐欺師。あなたが見えてる」。それは変わってしまったあなたであるでしょうし、もしかしたら心から見た自分のことなのかも…。

本当に親切な人もいれば、騙すのが目的の人もいる。だからこそ所構わず信じてはいけない。それがもし自分でも…。これがこの曲の言いたい部分かもです。

また、相変わらずのメロディアスなギターソロ。メタルなギタリストならコピーしたくなりますが、光線銃を使ったような音が含まれるのもポイント!

MVの演奏シーンを見るとアームを叩いているので、何かエフェクターをかけた上でということでしょうか。これには色々な再現の方法があると思います。

音もかっこいいですが、アリッサ・ホワイトを先頭にメンバーに華があるMV。経歴が長くなると劣化していくバンドが多い中、特筆すべき点です。

印象も変わると思いますので、MVも是非見ることをオススメします。

あとがき

22年に延期された「EUROPEAN SIEGE TOUR」を含め、来年の予定が複数発表されています。未発表もまだあると思いますが、夏以降になる先の予定。

特にメタルバンドと言うと、一度動き出すと一気に加速するのが特徴にあります。今作に続く新たな新曲、アルバムに向けて動きだしているもですね。

リハーサルに入るには早いし、制作期間に時間を大きく取れそうですので。

また、改めて聞いていて思ったのは、全編デスボイスでも聞き取りやすい言葉。歌詞を見ながらだと、ちゃんと発した言葉が聞き取れているのに気付きます。

メタルでも、何言っているか分からないのは心に入ってこないので…。

まだ自分も含めアンジェラ・ゴソウのイメージが強い方も多いと思いますが、アリッサ・ホワイトはビジュアルも含めて良いボーカリストです。

Arch Enemyは、メタル界の中で日本によく来てくれるアーティスト。現ラインナップでは見たことないので、そう遠くない時期にライブに行けますように!

 

以上、『Arch Enemy:Deceiver, Deceiver ~それは誰もがなり得る存在~』でした。


Amazon【Arch Enemy】関連商品

Arch Enemy 関連記事

2021/10/21 release Digital Single
Arch Enemy:Deceiver, Deceiver ~それは誰もがなり得る存在~ ←今ココ

The following two tabs change content below.

JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

コメント