ANTHEM:NUCLEUS ~力がこもった世界への強力な名刺代わり~

ANTHEM:NUCLEUS邦楽レビュー

ANTHEMの全曲英詞で、新録のベスト・アルバムである「NUCLEUS」。

単に新録するのではなく、全ての曲が英詞に変更しての新録となりました。

ANTHEMは1980年代から途中解散をはさみつつ、2001年に復活してからメンバーは変更がありつつも、精力的に今も活動を続けるハードロックバンドです。

全曲英詞で新録とはいえ新曲は1曲もないので、あまり期待していたアルバムではなかったのですが、これがまたかっこいいアルバムになっていました。

いい意味で期待を裏切るというやつですね。

アルバム収録曲概要

「NUCLEUS」の収録曲は以下の通りです。

  1. IMMORTAL BIND
  2. BLACK EMPIRE
  3. OVERLOAD
  4. STRANGER
  5. LINKAGE
  6. ETERNAL WARRIOR
  7. GHOST IN THE FLAME
  8. VENOM STRIKE
  9. AWAKE
  10. OMEGA MAN
  11. PAIN
  12. ECHOES IN THE DARK
  13. UNBROKEN SIGN

1曲目の「IMMORTAL BIND」も先行リリースされてから、アルバムがリリースされました。オリジナルは11thの「IMMORTAL」の曲です。

これも暑苦しさがかっこよくて、アルバムの中で1番好きな曲です。

この曲もヴォーカルが前任の坂本英三ですが、今回の方がANTHEMの全曲英詞で、新録ベスト・アルバムの「NUCLEUS」。

あまり期待はしていなかったアルバムなのですが、いい意味で期待を裏切ったこのアルバムは、聞いていて熱くなるかっこいい内容になっています。

ヴォーカルの森川之雄はもともと日本でも屈指の熱いヴォーカルでしたが、日本詞よりも英詞の方がドハマリをするタイプだと思いました。

今回の全曲英詞で新録のベスト・アルバムは海外ではメタルレーベルである「Nuclear Blast」と契約しての、世界デビュー・アルバムです。

まだまだ精力的に活動してくれると思いますから、次回のオリジナル・アルバムでも英詩のアルバムを期待したいと思います。

「NUCLEUS」は素直にかっこいい、ハードロックアルバムになっていますよ。

BLACK EMPIRE

MVと一緒に先行リリースされた「BLACK EMPIRE」。(2曲目)

これがまたとにかく熱苦しいのですが、この熱苦しいのがいいんです。

オリジナルは2008年の12th「BLACK EMPIRE」で、ヴォーカルが前任の坂本英三時代の曲なのですが、アレンジは変わらずとも全然違いますね。

坂本英三もいかにもヘヴィー・メタルのヴォーカルという感じでしたが、暑苦しさの度合いが違うんですよね。日本詞と英詞の違いも大きいですけど…。

暑苦しさというと嫌な感じな言葉になりがちですが、この暑苦しさが気持ちがいいんですよね。すごくかっこよくなった、先行にふさわしい曲でした。

あとがき

ANTHEMとの出会いは今はもう廃刊になっている「ロッキンf」です。メンバーが全員が今よりも長髪で、現任である森川之雄がヴォーカルだった時ですね。

この時は名前は知っているし、聞いてはみたけれどしっかりは聞いていないです。当時はビジュアル系が好きな時だったので、趣向が少し違いました。

ANTHEMをしっかりと聞いたのは、グラハム・ボネットがゲストで参加した「HEAVY METAL ANTHEM」だったと思います。

グラハム・ボネットはイングウェイで聞き慣れた声でしたから、何の問題もなく聞くことができたんですよね。

個人的趣味ですが、ANTHEMはこの頃から英詩のがいいのにと思っていたんでしょう。2000年のアルバムが今につながっているのかもしれませんね。

 

普段は洋楽のハードロック、メタルばかりで日本のバンドを聞かない! という方は多いですが、今回のANTHEMの新録はかっこいいですよ。

試しに聞いてみると、かっこいいじゃね〜か! となるんじゃないでしょうか。

 

以上、『ANTHEM:NUCLEUS ~力がこもった世界への強力な名刺代わり~』でした。

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