愛美:カザニア ~吹き抜ける風は僕らの出会いを繋げてくれたんだ~

愛美:カザニア邦楽レビュー
邦楽レビュー

愛美 (あいみ) 7枚目のシングル「カザニア」。

前作「ReSTARTING!!」から3カ月半。Poppin’Partyでも活躍中の彼女が、一旦は止まっていたソロ活動を再始動しての第2弾。

動き出したら私は止まらないんだ! を、しっかりと行動で示した姿には強さがあります。

カザニア 収録曲概要

「カザニア」収録曲は以下の通り。

  1. カザニア
  2. 瞬間SummerDay!
  3. アナグラハイウェイ

インタビューを見ていて面白いなと思ったのは、ソロ活動の再始動は「ReSTARTING!!」でも、レコーディングは「カザニア」が先だったとのこと。

今作にはタイアップが付いていて前もって提出する必要があるというのが関係していると思いますが、結果的にすでに先を見ていたということですね。

キング・レコード所属アーティストがパーソナリティのラジオのCMでも「カザニア」はよく流れますし、力ががっつり入っているのが分かります。

カザニア

Apple Music Movie Iconカザニア
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テレビアニメ「現実主義勇者の王国再建記」エンディングテーマ「カザニア」。(1曲目)

カザニアとは造語で、別名が勲章菊と呼ばれるカザニアという花のこと。その花言葉は「あなたを誇りに思う」で、タイアップの主人公にあっているとのこと。

加えて曲のキーワードと組み合わせて「風near = 風の近く」で、アニメの中で空を飛びながら戦うシーンもあるから、いいタイトルになったと本人談。

本人が歌詞を書くからこそ、単なるタイアップになっていない感じです。

吹き抜ける風 世界を駆け抜け
出会うはずのない僕らを繋いでいく

空はよく繋がっていると表現されますが、どう吹くからわからない風があるからこそ、思わぬ出会いが生まれる。なるほどなと感じる、面白い表現です、

そう聞いてしまったら実際にありそうだからこそ、より興味が深くなります。

いつか終わる幻に
消えない証を刻み

現実に起こっていたのに、それはなかったことだと思える幻。そうはならない為に消えない証を刻み、幻にはならないようにする。

「ReSTARTING!!」にも通じる部分を感じさせます。これは曲の中の流れだけでなく、彼女自身のことも描かれている歌詞のように思えました。

また流れが自然なので不思議には思いませんが、面白いパートのつなぎ方で展開をする曲。風の向きはどう吹くか分からないことにも、かけているのかも…。

歌がメインではありますが、聞くほどに面白いなと感じる曲です。

瞬間SummerDay!

今すぐに「瞬間SummerDay!」(2曲目)

聞いていると思わず手を叩き、リズムを取りたくなる楽しい曲。タイトル曲のようま強さはないですが、ライブで盛り上がるのは間違いないでしょう。

馬鹿になっちゃてもいいかもな
こうなりゃヤケだSummer!

夏がは長いように思えて、過ぎ去るのは一瞬のこと。そんな中でリミッターがかかっていたら、全力で楽しめるわけがありません。

制限を取り払って馬鹿になっちゃってもいいから、夏を楽しもうぜ! と。気温は高くても、2年連続で夏の楽しさは薄れている現在。

だからこそ、瞬間が大切になるよ! とともに、来年こそは楽しんじゃおう! の思いが強く描かれているように感じました。

ライブに行くと楽しんでいるのですが、基本地蔵の自分。せっかくライブという特別な行くのですから、リミッターをカットするのは必要なのかもです。

アナグラハイウェイ

本能のままに「アナグラハイウェイ」。(3曲目)

タイトルもですが、描かれている世界観が面白い曲。今は底辺かもしれないけれど、そのままではいないぞ! という思いでしょうか。

悲観的にならないからこそ、立ち向かう強さを感じさせてくれます。

生まれ変わりたいな もういっそ
本能のままにイッチャイタイ

今のままでいたくないからこそ、生まれ変わりたい。やりたいことを心に抑え込まず本能のままにというのは、このままでは終わらない意思でしょう。

そっか はじめからボクは 非常識な
キミと同じだ ああ 結局

表現が難しいですが、下にいるのを良しとしているわけじゃない。上をも目指すには非常識かもしれないけれど、止められないということなのかなと。

歌詞を見ると他の表記にしてもいいのに、カタカナになっている部分が多数あります。そのことが心の中をリアルに描いているので、面白い感じです。

あとがき

ソロとCVのPoppin’Partyでは目指す音楽の表現も全く異なるでしょうけれど、しっかりと違いが出ているのが、聞いていて興味深くて面白いです。

加えてカップリングも含め、全曲の作詞に関わっているアーティスト肌の彼女。歌詞の表現、表記も面白いですから、今後のソロ活動が楽しみですね。

その上で感じるのは、彼女はソロよりもユニットの方がいいかも…。例えが古いですが、Favorite Blueのような形の方が断然に伸びそうな気がしました。

その理由はアーティストとして描きたいことが明確にありそうなので、今の曲を提供される形よりもいいのかなと。もっと伸びそうが気がプンプンします。

また、強めの印象が残る歌声でも繰り返して聞いても嫌味がないのもポイント! 自分の願望のユニット、ソロにせよ、曲とタイミング次第で化けそうです。

 

以上、『愛美:カザニア ~吹き抜ける風は僕らの出会いを繋げてくれたんだ~』でした。


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