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降幡愛:ハネムーン ~幸せを感じている時だからこその火遊びを~

降幡愛:ハネムーン邦楽レビュー
邦楽レビュー

降幡愛 (ふりはた あい) 1枚目のシングル「ハネムーン」。

前作「シークレット・シュガー」から3カ月。配信のみではなく、同曲を含む形でCDの盤としてもリリースされる彼女のファーストシングル。

ウェディングソングという共通点のある3曲。既存ファンに面白いと感じさせるだけでなく、彼女への音楽への導入としてもいい感じのシングルです。

ハネムーン 収録曲概要

「ハネムーン」収録曲は以下の通り。

  1. ハネムーン
  2. 真夜中のフライト~約束の時刻~
  3. シークレット・シュガー
  4. ハネムーン (Instrumental)
  5. 真夜中のフライト~約束の時刻~ (Instrumental)
  6. シークレット・シュガー (Instrumental)

英語表記にすることもできたと思いますが、カタカナにすることでシティーポップ感を強くする。音以外にも表現しているのは面白いところです。

この印象の差は、思いの他に大きくなりますから…。

加えて所属しているAqoursとは全く異なる音の表現。最初はその違いにびっくりする方も多いと思いますが、すぐにしっくりとくるのも興味深く感じます。

ハネムーン

満足しているのは知ってる。だから…「ハネムーン」。(1曲目)

人生においても幸せな時の方が多いであろうハネムーン。うきうきソングかと思いきや、ちょっとどころか結構な表現の違いがある歌。

その理由はいろいろなアーティストがいる中、音楽的に「私、降幡愛に浮気してみない?」がテーマだから。それを色恋の中に描いたのが面白いです。

楽しいほうにおいでよきてよ
睡眠不足なキャッツタイムに流れ

ハネムーンは楽しいですし、音楽と考えると満足しているからこそ、固定のアーティストしか聞かない人もいます。

でも、もっと楽しいものもあるよと、伝えたい思いが含まれている部分。意外と手を出してみると、最高だと思っていた物以上に楽しい場合もありますから…。

曲のテーマの意図を知っていると、なるほどねと感じてしまいます。

浮気なハネムーン
特別なテクニックお見舞い

今のあなたでは感じていない、特別なテクニックを。新鮮であるからこそ、ころっとといってしまうなんてこともあるかも…。

ちょっと変わった音楽表現をしている彼女だからこそ、特別なテクニックをというのがうまくハマります。同時に普通ではダメなんだという追い込みですよね。

自分らしくというのは言葉にするのはかんたんでも、思っている以上に実現するのは難しいこと。それでもそこを目指し、行動することを止めない。

彼女の心境としても、振り切れた気持ちが含まれた1曲でありそうです。不満を持っているのではなく、満足している人に、私と(音楽の)浮気をですから…。

色恋の中に表現したというのは独特であり、確かに特別なテクニックです。

真夜中のフライト~約束の時刻~

その時間と場所に私はいけない「真夜中のフライト~約束の時刻~」。(2曲目)

そのまま行くことを選択すれば幸せになれるのに、自ら別の方向に進んでしまう。後から考えたら後悔することであっても、今の気持ちを優先する私。

要諦調和には行かない恋の面白さを、うまくまとめた世界観があります。

ダーリンに恋して物足りないスリルもあったけど
色鮮やかなネオンサインが呼んでいる

決して不満があるわけじゃない。それでももっと新しい人や物を見たいと感じるのは、若さがあるからこそ。同じ場面でも時で変わるであろう選択です。

その選択をするのに、何かあてや保証があるわけでもないのにというのに…。

誘われたフライトの時刻はもうすぐおしまい
フラッパーな私にはお手上げみたい

新しいであったり、お転婆なような女性を示すスラングのフラッパー。その選択が正解とは異なると頭の中では分かっていても、今はせずにはいられない。

別れではあるのですが、面白い表現。取り残された男性目線で言えば、混乱しか生まれない状況。振りまわされたあげく、予期せぬ選択をされた感じです。

男女で異なるであろう心境を描いた曲は、面白く感じてしまいます。

あとがき

彼女がソロで表現するのは、シティーポップ。よくある既存の古い曲を歌うというのではなく、自分で歌詞を書き、新たな曲でというのがとてもいいですね。

カバーでオリジナル超えをするのは難しいですが、特に顕著になるのがシティーポップ。彼女自身が好きだからこそ、その部分も分かっているのでしょう。

他に比較する人がいないからこそ、より際立つ彼女のソロ活動。その上で現状は声優、Aqoursファンからの流れで聞いている方が大多数だと思います。

リスナーとして攻める場所が今後うまくハマれば、面白くなりそうです。音としては新しい表現ではないですが、”今”として行っているのは先駆者ですから…。

うまく線が繋がって1つの形となった時は、後追いよりも得るものは想像以上に大きいことでしょう。

 

以上、『降幡愛:ハネムーン ~幸せを感じている時だからこその火遊びを~』でした。


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JOE (ジョウ)

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